【この記事は2021年4月現在の内容です。】
時価総額ランキングトップ10にランクインした人気銘柄BNBが、気になっている方も多いでしょう。
価格が上がる理由には、他トークンとは異なるBNBの特徴が挙げられます。
そこで今回は、バイナンストークンの発行枚数やバーンの時期・枚数量などの特徴について詳しく解説します。
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BNBの特徴
バイナンスコイン(BNB)は、暗号資産のひとつで、バイナンス取引所発行の独自トークンになります。
発行枚数は 200,000,000BNBで、2017年7月に全て発行済みです。
それでは、BNBの特徴について説明します。
特徴1:バーン
バイナンスではBNBを定期的にバーンしています。
※バーンとは?
下記の項目で解説します。
実行時期
→四半期毎行う
なお、最大発行枚数2億BNBの半分に相当する1億BNBに減少するまで行う予定
減少枚数量
→バイナンスの利益20%分に相当する額
特徴2:取引手数料が安くなる
バイナンスは元々売買手数料が0.1%と、かなり安い設定ではありますが、それがさらに割り引かれます。
割引率は口座開設してからの年数で決まっています。
1年目は50%、2年目は25%、3年目は12.5%、4年目は6.75%、5年目以降からは0%(割引なし)です。
特徴3:投票権
バイナンスにおけるアルトコインの新規銘柄の上場を決める投票に参加できます。
投票権と言えば、バイナンスが投資していることでも有名なeスポーツに特化した「chiliZ(チリーズ)」も有名ですね。
特徴4:DEX
独自のブロックチェーン・バイナンスチェーンを使用した分散型取引所「Binance DEX」を開発しています。
BNBはその基軸通貨となります。
公式発言では「DEXはバイナンスの利益を増やすものではないが、BNBの有用性を大幅に向上させることは間違いない」としています。
投資家にとって、常に注目を集めている銘柄は魅力的でもあります。
特徴5:ICO
バイナンスが提供するサービスのひとつに、ICOが行える「Binance Launch Pad(バイナンス・ローンチ・パッド)」があります。
ICOに参加するにはBNBが必要となります。
バーン(Burn)とは?
「バーン=焼却」という意味があり、暗号資産業界ではたびたび目にする単語です。
簡単に説明すると、
発行済みの暗号資産の一部を、誰も取り出すことができないブロックチェーンに移すことで、永遠に使えなくする
…というもので、事実上の消滅を意味します。
バーンで価格が上がるって本当?
発行枚数が減少すると、価格が上がるとされます。
これはあくまで「人気のある銘柄において」のことです。
皆が欲しがるコインなのに発行枚数がどんどん減っていったら…
BNBを買いたいけどちょっと高くて買えないなぁ
→少しくらい高くても買っている人がいる!
→どんどん値上がっていくなぁ
→よし!今のうちに買っておこう!
→(上に戻る)
このようなループが発生して、価格はどんどん上がっていくのです。
「BNBはバーンするから価格が上がりやすい」と言われる所以です。
なので、人気のない銘柄は必ずしも価格が上がるわけではないのです。
「◯◯というコインがバーンするって!」「それなら◯◯は絶対に価格が上がる!」と、よくわからない銘柄を安易に買わないよう注意しましょう。
バイナンスは先を見据えた取引所
2018年、暗号資産の価格低下による取引量の減少に伴い、取引所の多くで従業員を解雇する事態となりました。
ところが、バイナンスでは一時解雇をせず、むしろ人手を増やしています。
それもひとえに、2017年の暗号資産ブームの時、過剰解雇をしなかったからです。
バイナンスはそのブームの時、新規口座開設受付を一時中止することで対処。
既存ユーザーへの対応や安全を重視したのです。
この決断、今思えば正解でした。
…が当時は「機会損失だ! どうしてくれる!」とずいぶん騒がれたものです。
このようなことにならないよう、ブームが再燃した時にスムーズに取引できるよう、今のうちに口座開設することをおススメします(バイナンスは口座開設費用も口座維持費用も無料)。

そして、バイナンスでBNBを購入するためには、日本の取引所でビットコインやイーサリアムを購入し、バイナンスに送金しておく必要があります。
当サイトで紹介している日本の取引所は、すべて口座開設費用も維持費用も無料です。まだアカウントをお持ちでない方は、この機会に開設してはいかがでしょうか。


