【この記事は2021年4月現在の内容です。】
「空売りの意味がわかりません!」
「ブルとロング、なにか違いはあるの?」
…など、投資に足を踏み入れると、そこはナゾだらけの世界です。
そこで今回は、仮想通貨(暗号資産)FXの始め方入門編として、仕組みや空売り、ショート・ロングなどを、初めてでもわかりやすく解説します。
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FXとは?
FXとは、レバレッジを利かせ、為替差益を得る取引(トレード)です。
レバレッジとは?
てこの作用とも呼ばれるレバレッジ効果(率)のことです。
取引所に預けた自分の資金を担保にする(証拠金として差し出す)ことで、少ない資金で大きな取引が可能になります。
資金を担保にするとは?
将来発生するかもしれない損失のための準備です。
10万円の資金を用意した時、レバレッジ率が1倍なら10万円分、10倍なら100万円分のトレードが可能です。
利益が発生した時は、レバ1倍の時の利益が1万円なら、10倍なら10万円の利益に。
そして、損失が発生すると、上記と逆のことが起きます。
この時の損失が、担保にした資金から引かれるのです。
担保(証拠金)以上の損失が出たら?
用意した資金以上の損失が発生しないよう、取引所によっては強制決済(自動決済)が実行されます。
為替差益とは?
2つの異なるコインを買ったり売ったりして、その時の差が投資家の利益(マイナスの場合は損失)になるものです。
2つの異なるコインとは?
ビットコインや、イーサリアム・リップル・カルダノといったアルトコインなど暗号資産のほか、日本円・ドル・ユーロなどの法定通貨(フィアット)も含まれます。
暗号資産FXではテザー・ジェミニなどのステーブルコイン(価格の変動がほぼない特殊な暗号資産)でも取引可能です。
買うとは?
暗号資産FXで利益を上げるための取引には2パターンあり、ひとつは、
「そろそろ値段が上がりそうだ!」と思った時に
『安いところで買って→上がったら決済』
があり、これが買いでポジションを持つトレードです。
→買い=ロング・Ask
→上げ相場(上昇トレンド)=強気・ブル
売る(空売り)とは?
もうひとつのパターンが、
「そろそろ価格が下がりそうだ!」と思った時に
『高いところで売って→下がったら決済』
があり、これが売りでポジションを持つトレードです。
→売り=ショート・Bid
→下げ相場(下降トレンド)=弱気・ベア
ないものを売れるのはなぜ?
ビットコインを例にします。
手持ちのビットコインを売ることは「現物の売り」です。
ですが、BTCFXの場合、自分が保有しているビットコインを売るわけではありません。
BTCFXでは、多くの場合は取引所から「借りて売り」ます。
だから売れるのです。
借りたら返す!
借りた時、1BTC=100万円だとします。
返すには、売りポジションを決済します。
決済した時、1BTC=70万円なら、70万円分だけ返せばよいので、差額の30万円分は自分の利益です。
決済した時、1BTC=120万円なら、120万円分返さないといけないので、差額の20万円分は担保(証拠金)として用意した資金から支払います(=損失)。
これって買う時も同じ?
そうです、用意した資金以上の金額のビットコインを買う時も同じで「借りて買い」ます。
借りた時に1BTC=100万円だとして、返すには買いポジションを決済します。
決済した時、1BTC=130万円なら100万円分だけ返して差額30万円分が利益に、1BTC=60万円なら100万円分返さないといけないので差額の40万円分が損失になります。
ポジションを持つとは?
ポジション(建玉・玉など)を持つとは、新規注文が通り、買いでも売りでも決済を待っている状態のものを指します。
決済(手仕舞い)するとは?
決済注文を出して保有している建玉を手放し、利益や損失を確定することです。
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