【この記事は2021年4月現在の内容です。】
すでに取引所に上場している暗号資産をトレードする場合、価格だけを見て売買する投資家はいないと言えるでしょう。
多くの投資家は取引所が提供する売買ツールで売ったり買ったりしています。
ビットコインやイーサリアムが売買できるbitbank(ビットバンク)でも、投資家向けに売買ツールを提供してます。
そこで今回は、bitbankのチャートや板の見方、一目均衡表をはじめとするインジケーター保存について解説します。
Contents
bitbankのチャートについて
チャートとは、簡単に言えばトレーダーの心理の集合体で、その時々のトレーダーの喜びや恐怖が織り込まれています。
用意したチャートは、ビットコイン/円(BTC/JPY)1日足のものです。
ビットコインの価格が高騰し、このまま1日が終われば強気のパワーバーが完成し、多くの投資家はビットコインの購入を検討するようになるでしょう。
逆に、長い上髭を付けて1日が終わった場合、中央付近に出現した下降トレンド中にできたMパターンの天井を確認しただけに留まり、再度下降トレンドに突入するでしょう。
もっと細かく見れば、チャートは様々な情報を提供してくれますが、今回はここまでにしておきます。
このように、用意した1枚のチャートの画像だけで、多くの情報が得られるのですから、利用しない手はありませんね。
チャートの時間足
チャートの時間足ですが、長期的に保有する投資家であれば、月足・週足・日足で十分でしょう。
短期的な売買を考えているなら1時間足や15分足を見ることになりますが、今日のように相場が大きく動いたときなどは、1日足のチャートもしっかりチェックしておかないと、相場の流れに置いて行かれてしまいます。
bitbankの板について
投資には板売買というものもあり、これは買い板や売り板を読んでトレードを行うものです。
板を読むとは、例えばビットコインを買いたい投資家の意思表示やビットコインを売りたい投資家の意思表示を、板から読み取ることで値動きの予測をすることです。
用意した画像では、上が売り板で、下が買い板になります。
板の厚さ
板には厚さがありますが、この場合の厚さとは、注文数量の多さを意味します。
次は板売買の重要な説明をします。
注文の節目が判る
多くの投資家が好むトレード手法に、チャートにラインを引いて行うブレイクアウトトレードがありますが、これは板売買でも可能です。
あなたはビットコインを102万円で買いたいとします。
今の価格は1BTC=104万円です。
あと2万円下がってくれれば、指値に届きます。
ところが、価格はジリジリと上がっていきます。
105万円まで上がっては売りたたかれ、また105万円まで上がっては売りたたかれ、それでもめげずに何度も105万円を目指して上がろうとします。
あなたは板を眺めながら、買いと売り(ブルとベア)の攻防を見守ります。
この時は、1BTC=104万~105万円の板が厚い状態です。
ここからが重要です。
いよいよ、ついに売り勢が力尽きます。
その時、1BTC=104万~105万円の分厚い壁が砕かれ(104万~105万円までの売り注文がなくなり)、買い勢が一気に価格を押し上げるのです。
これがブレイクアウトで、この勢いに乗ってトレードすることをブレイクアウトトレードと呼びます。
そして、残念なことに、あなたの出していた102万円の買い注文は取り残されてしまいました…。
もしあなたが「板注文の節目」を知っていれば、買い勢に置いて行かれることはなかったでしょう。
この場合の節目とは、1BTC=104万~105万円のことを指します。
節目は、そこを上抜けば価格は高騰する可能性があり、下抜けば価格は暴落する可能性を秘めているのです。
ですから、相場の勢いに置いて行かれないよう(ブレイクアウトのチャンスを逃さないよう)、板の厚さや節目を意識する必要があるのです。
bitbankのインジケーター保存方法
一目均衡表やボリンジャーバンド、RSIといった人気のインジケーターを利用する方も多いですよね。
ここではbitbankのチャートでのインジケーターの表示方法と保存方法について説明します。
1.チャート上部中央にあるグラフのマークをクリック
2.インジケーター一覧が表示されるので、使いたいものをクリック→右上の×をクリックして一覧を閉じる
3.チャート上部中央にある↑のマークをクリック→これで現在のチャートを保存
4.ログアウトするなどして、表示していたインジケーターが消えてしまった場合→チャート上部中央にある↓のマークをクリック→これで保存していたチャートが復元
…以上です。
bitbankで取引をしてみたい
bitbankではスマホでも簡単にトレードが可能です。
口座開設費用も維持費用も無料なので、興味のある方はこの機会にぜひ開設してはいかがでしょうか。
【bitbank関連おすすめ記事】