【この記事は2021年4月現在の内容です。】
初めて暗号資産を購入するビギナーが一番戸惑うのが、「取引所と販売所の違い」ではないでしょうか。
私も始めて間もない頃に、購入するときに混乱した記憶があります。
そこで今回は、ビットフライヤーにおけるビットコイン取引所の使い方や、販売所との違いと注意点について詳しく解説します。
※口座開設がまだの方はこちらの記事を参考にされて下さい↓

取引所と販売所との違いは?
今回の記事テーマの場合、取引所とは、暗号資産取引所(暗号資産取引所)のことではありません。
取引所=他のユーザーと買ったり売ったりして取引する場所
販売所=ビットフライヤーが暗号資産を販売・買取する場所
…になります。
販売所=ショップ(店舗)
と覚えておけば、わかりやすいでしょう。
注意点1:スプレッドの違い
販売所は、ビットフライヤーのショップ(店舗)でもあるので、当然のことながら会社としては高く売って利益を出し、安く買って利益を出したいわけです。
この買値と売値の「価格差」はスプレッドとも呼ばれます。
参考BTCスプレッド
・販売所では「約400,000円」
・ビットコイン取引所(簡易取引所)では「数百円~1,000円ほど」
※2021年4月時点
→販売所におけるスプレッドは、会社に直接の利益を与えます。
→取引所におけるスプレッドは、ユーザー同士の駆け引きから発生します。
なので、取引所では参加者が多いほどスプレッドは狭くなります。
これを「流動性が高い」と言います。
ビットフライヤーやLiquidは流動性が高いので、トレード上級者が愛用している取引所でもあります。
注意点2:注文方法
販売所は、今画面上でビットフライヤーが提示している価格でしか購入や売却ができません。
ビットコインが120万円ピッタリになったら買いたい・売りたいと思っても(これを「指値注文」と言います)、それができません。
ビットコイン取引所の使い方
ビットフライヤーでは、現物の暗号資産をユーザー同士で売買できる「取引所」が2か所あります。
トップページ左側をご覧ください。
・ビットコイン取引所 (簡易取引所)
・bitFlyer Lightning
この2つになります。
※bitFlyer Lightningでは現物売買以外の取引もできるので、他の取引を行わないよう注意してください。
ビットコイン取引所(簡易取引所)での売買方法
①ビットフライヤーにログイン後、トップページ左側の「ビットコイン取引所」をクリック
②以下のように指値注文を行う
購入したい場合
→「価格」に購入希望レートを入力
→「数量(BTC)」に購入したい数量を入力
売却したい場合
→「価格」に売却希望レートを入力
→「数量(BTC)」に売却したい数量を入力
※「+1 +0.1 +0.01 クリア」を使用すると、数量の入力が簡単になります。
③数量を入れると「手数料」が自動的に変更されるので確認する
④購入なら「コインを買う」、売却なら「コインを売る」をクリック
これで指定したレートに届けば売買完了です。
※なお、ビットフライヤーの場合、指値で注文を出しても、ユーザーにとって有利な約定になるなら、そのレートで即時に約定されます。
bitFlyer Lightningでの売買方法
①ビットフライヤーにログイン後、ページ左側の「bitFlyer Lightning」をクリック
②取引画面の左上の一番左端にある「BTC/JPY」をクリック
③以下のように注文を出す
指値注文の場合
→「数量」に買いたい・売りたい数量を入力
→「価格」に買いたい・売りたいレートを入力
成行注文の場合
→「数量」に買いたい・売りたい数量を入力
④数量を入力すると自動的に「手数料」が表示されるので確認する
⑤購入なら「買い」、売却なら「売り」をクリック
成行ならこれで売買完了になり、指値なら指定したレートに届けば売買完了です。
今後注目が高まるビットフライヤー!
ビットフライヤーの創業者である加納裕三氏が新しく立ち上げた「bitFlyer Blockchain」は、今月22日に住友商事と提携して早々と話題になりました。
これから続々と好材料になるニュースが出てくると、ビットコインの価格にも影響が出るかもしれません。
ビットフライヤーは、口座開設費用も口座維持費用も無料なので、まだアカウントをお持ちでない方は、この機会に開設してはいかがでしょうか。
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